『こんにちわ』撲滅委員会

「こんにちわ」撲滅を目指すサイト。正しくは「こんにちは」。


私自身はメールで気になったことはない(というより、学生からの質問メールなどは、名前なし、挨拶なし、用件のみというようなことがざらにあるので、「こんにちわ」程度では気にならない)けれど、チャットやweb上の文章で「こんにちわ」と使う人を見かけると、「『こんにちは』ではなく、『こんにちわ』を使う人なんだなぁ」と一歩引いてしまう。特に、素敵だなぁと思った人が「こんにちわ」を使っているのを見たときは、何を期待しているわけでもないのだけれど、ガッカリしたり。気にしているのは私くらいかと思ったけれど、同じように思っていた人は意外に多かったのね。


最近web上の文章を読んでいて「こんにちわ」同様に気になるのが、「いう」と「ゆう」について。先日、某大学の研究者である先生がweb上の文章で「ゆう」を使っているのを見て、激しく脱力してしまった。なんだろう、私だって普段のチャットでは(笑)を使ったり、「がんがれ〜」と書いたりするけれど、そういう言葉のラフな使い方とは別次元で「こんにちわ」と「ゆう」は気になる。

言葉は変わる。いずれ「こんにちわ」が「こんにちは」よりも優勢になり、常識になる時代も来るかもしれない。しかしそんな中、あえて「こんにちは」を死守したいと考える団体が、今あってもいいのではないか。

「正しい日本語」とまで話を広げるつもりはない。当団体は「『こんにちわ』撲滅委員会」で「正しい日本語推奨委員会」ではないからだ。このサイトは「2000年代初頭」の「日本語の挨拶『こんにちは』」にこだわるという趣旨のサイトだということをまず言っておきたい。


*「『こんにちわ』撲滅委員会」こんにち○を検証するより