Amazon.co.jp:音楽:くまのプーさん 日本語歌ベスト(CCCD)
- アーティスト: ディズニー,ミュージッククリエイション,白尾佳也,玄田哲章,プー&クリストファー・ロビン,オウル&プー,ラビット,プー,淵上義人,八代駿,柴田穂積
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・レコード
- 発売日: 2002/07/24
- メディア: CD
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いつまでも それはとても長い時間
長くなんかない 君といれば
(中略)
かわりたくない いつまでも
約束ができるなら いつまでも
僕らは一緒 いついつまでも
(中略)
僕のそばにいてよ いつまでも
たとえそばにいなくても
僕らはずっと一緒だよ
いついつまでも
ピーターパンのネバーランドも、メアリー・ポピンズの原作本にでてくる、双子と鳥の話(生まれたばかりの双子と渡り鳥は会話をすることができたのに、一年後に戻ってきた鳥と双子はもう言葉が通じなくなっていたという話)も、大人になると無くしてしまうものについて描いている。プーさんでは、そこまでハッキリと描かれてはいないけれど、クリストファー・ロビンのくまのぬいぐるみの話である以上、いつかはクリストファーとプーの別れがくるのだろう。そして、きっとそれは、クリストファーが大きくなって100エーカーの森以外の世界が広がっていくのに対して、プーさんと仲間たちは永遠に100エーカーの森の住人でいつづけるということを示している。
このような歌を聴くと、子どもの頃に持っていたであろう世界、今は思い出すことすら出来ない世界を想って、鼻の奥がツンとしてくる。それは、大人のノスタルジーでしかないのかもしれない。でも、ずっと永遠に続く子ども時代は無い、ということを知っていることこそが、このような世界を創り出す原動力になると思うのだ。