美容院にて

伸び放題だった髪を切りにやっと美容院へ。伸びるのが早いので、あっという間に重たいかんじになってしまいます。前回切ってから3ヶ月経ってないのになぁ。今日の担当はNewフェイスの方。この美容院に行くようになってから指名をしなくなった(というか、いろんな人にやってもらったので、今更指名をしづらくなった)ので、Newフェイスの方が入ると、必ず一度は担当してもらえます。


美容院での会話というと、天気の話から、こちらの仕事の話などを振られるのが一般的ですが、私の場合、せっかくその道のプロとお話する機会なので、私から美容師さんに話を振って、美容師界の話をしてもらうことが多いです。今日担当してくれた美容師さんは私より1歳年上の男性で、このお店が3店目とのこと。前のお店では店長経験もあるそうで、興味深い話をたくさん聞くことができました。


その中で心に留まった、お話など。

  • 技術は教えられるものと、身体で得とくしていくものがある。
  • ある程度になるまでは、基礎に忠実に行うことが大事。
  • 基礎を得る前に、自分流にやってしまうと、新しい技術に対しての応用がきかなくなる。
  • お客さんの髪質、髪の流れ、骨格などを、まずは見ただけで判断し、どのようにカットすべきか考える → その後、実際に触りながら、見た目の判断を修正していくが、同じ髪型にするにも、100人いたら100通り髪質・骨格があるので、その人に応じたカットをしなければならない。
  • お客さんがどういう髪型を望んでいるかを聞いた後、実際にどのようにカットしていくか、というのは、(上記の判断を踏まえたうえで)美容師のセンス(感性)によるところが多い。
  • 基礎が身につき、技術が向上してくると、見る目も養われてくる → 以前なら気づかなかった自分の欠点に気がつくようになる。

学校教育にも通じるところがあるお話。いろいろ考えてみよう。