電車男
観る気は全くなかったのですが、あちこちのblogで「なかなか良かった」と評判になっていたので、相方を誘って行ってきました。感想を詳しく書く時間はなさそうなので、メモとして…。(以下、多少のネタバレを含みます)
- 掲示板に書かれた顔文字を台詞として発音するシーン。声を出して笑いそうになるのを抑えるのに必死でした(笑)
- 電車男の部屋のディティールが細かいなぁ、と。どこかで見たことがあるような部屋。
- 途中から原作とは違うストーリーになっていました。あれ?こんなのあったっけ?と思ったり。
- 後半は、ほとんどオリジナルストーリー。映像的に盛り上げるためなのだろうけれど、荒唐無稽さが強調されただけのような印象。ちょっとやりすぎ。
- 「人を好きになるのが怖い」(意訳)、という電車の台詞に涙。
泣けたのは、電車男の気持ちに同調したというよりは、自分にもそんな頃があったなぁ、というノスタルジー。ただただ「相手を好き」なだけで良かった時期は確かにあって。その頃が純粋で良かったとも思わないし、その頃に戻りたいとも思わない。でも、そんな気持ちになることはもう2度と無いだろうなぁという、失ったものに対する涙だった気がします。