沼津旅行記(2)

牛臥浜辺
湾岸沿いの国道414号を南下しながら見つけたのは、牛臥海岸御用邸記念公園の脇をうねうねと通り抜けると、プライベートビーチのような砂浜が広がっていました。ウィンドサーフィンを楽しむ人がちらほらと見える他は、時々犬の散歩をする人が通るくらい。湾の中なので、波は穏やかです。泳ぐつもりはなかったので、サンダルすら持ってきていませんでしたが、日差しが照りつけ、まだまだ「残暑!」といったかんじ。水着を持ってくれば泳げたねぇと後悔しながらも、波打ち際で絵を描いたり、石投げをしたり。1時間ほど波と戯れてきました。それにしても暑かった…。



再び車に乗って、ひたすら南下。地図に小さい島があったので、行ってみよう!と、行き当たりばったりでたどり着いた淡島は、島全体が観光地。渡る手段はロープウェイとフェリーのみで、あわしまマリンパークのチケットを買わなければ島に行くことすらできません。まさか、3週連続で水族館に行くことになるなんて思いもしませんでしたが、せっかくここまで来たので、島に行ってみることにしました。


ロープウェイで島まで渡り、水族館やアシカのショー、イルカのトレーニング風景などを観ていると、ゆったりと時間が過ぎていきます。先週行った新江ノ島水族館と比べると規模は小さいですが、島の周りを散策したりと、楽しみ方はいろいろあるので、こちらに来るくることがあればオススメしたいポイントです。さらに、ここまで来ると、とにかく海がキレイ!海底までハッキリと見える碧い海は、魚が泳ぐ姿も見ることができます。湘南とはそれほど離れていないにもかかわらず、海の透明度は比べ物になりません。写真は淡島の湾岸から撮影したもので、ポツポツと見える黒いものはウニ。見るからに、美味しそうなのです(笑)。「また来たいね」といいながら、後ろ髪をひかれつつフェリーに乗って島をあとにしました。


第2展望台の湧水 柿田川公園の噴水と虹

最後に来たのは、柿田川湧水群(中の様子はコチラが詳しいです)。以前家族で沼津に来た際も、最後に寄ったのはここでした。国道1号線に面した場所にも関わらず、一歩公園の中に入るだけで別世界のよう。写真左は第2展望台から写したもので、円の中心部から湧水が出ています。滾々と湧き出る水を見ていると、本当に不思議な感覚に襲われます。これが飲み水になるんだよなぁ、と思ったり。もちろん「泉の館」で、実際に水も飲んできました。水を美味しいと感じたのは久しぶりです。写真左は、公園の中央にある噴水。ちょうど虹が出ていたので写真を撮ってみました。小さくて見難いですが、噴水の中に1本、右脇に1本と2本の虹が綺麗に見えました。


この後、柿田川の水で作った豆腐アイス(本当に豆腐の味がするのです!)を食べて、再び沼津ICから高速で帰路に着きました。相方宅に着いたのは20時。約12時間半の充実した日帰り旅行でした。