逃避旅行3日目

午前中に起床。ブランチは昨日のキムチ鍋の残りで雑炊を作りました。幸せ。その後は、ひたすら年賀状書きをし、なんとか書き終えました。旅行に来る前に宛名と文面の印刷は済ませてあったので、あとはコメントを書くだけだったのですが、やはり時間がかかります。今年は50枚ほど書き、そのほとんどが恩師や学部時代までの友人宛てが中心。書きながら、数日前にメッセで友人が言った「年賀状は一年に一度打つping」という言葉を思い出していました。結局買い物にもいかず、夕食は、キムチ鍋で使わなかった材料を集めてすき焼き。牛肉じゃなくて豚肉だけど、十分美味しかったです。普段は研究室の人たちと外食することが多くなってしまうぶん、普通に作る料理が美味しく感じます。外食は飽きるけれど、自炊は飽きません。


夕食後、サティーに行き、念願だったハウルの動く城を鑑賞してきました。

  • 以下、ややネタバレを含みます

「物語として、フツーに面白かった。未消化だけど。」というのが相方と私の感想。もののけ姫千と千尋の神隠しはメッセージ性が前面に押し出されていて、私としては押し付けがましいと感じていた分、ハウルの動く城の方が受け入れやすかったです。伏線が未消化なことについては、そこここで批判されているとおりだと思いますが、それを引いても、十分エンターティメントとして楽しめました。私の中で前2作と比較し評価が高いのは、ところどころに挿入されていた戦争のシーンに込められたメッセージ=主題ではなかったことと関係しています。ハウルくらいの描き方のほうが、主題がボケているものの空想する余地があり、まだ好ましいと私は感じます。


あと、あちこちに書いてあることですが、荒地の魔女に呪いをかけられる前のソフィーの声が倍賞千恵子というのは、やはり無理があるでしょう。だって、若々しくないもん。あと、半裸のハウルをソフィーが背負って運ぶシーンでハラリと落ちたバスタオルをみて、某所で見た「ハウルの動く尻」を思い出し、笑いをこらえるのに必死だった私は、立派なネットジャンキーだと思いました。


帰宅してからは、あらためて飲み。ハウルをつまみにし、ビールと梅焼酎でいい気分になりました。